不動産屋を変更しないために担当者を査定

電話で不動産屋の文化を見極める方法を前回の記事でお伝えしました。
まだ目を通していない方は、「電話1本で不動産屋を見極める方法」もご覧ください。

不動産屋が決まったら、訪問査定をお願いすることになります。

日時を決めて、あなたの自宅に見に来てもらうのです。

机上査定だけでも良いのですが、「正確な査定額が知りたい」という方には訪問査定がおススメです。

このとき、あなたの不動産を査定してもらうのですが、実はあなた自身が不動産屋を「査定」する絶好のタイミングでもあるのです。

なぜなら、不動産屋はこれから不動産を売るにあたって売主であるあなたにいろいろなことを聞き、不動産のプロとしての見解によって価格の説明と根拠を示します。

また、売主さんに対し、売却のプロセスや方法について細かく説明しなければいけません。

説明を聞くあなたは素人です。不動産の知識はなくて当然。

そこでそんなあなたに対して、担当者がどのような説明をするのかを見極めてほしいのです。

不動産屋の担当者を変更しないためには査定時に資質を見極める!

不動産屋の担当者を変更しないために担当者の査定をする

「お客様を大切にする文化」のある不動産屋の担当者であれば、あなたの不動産を査定するときに、あなたが理解しやすい説明をするでしょう。

また資料も充実しており、一般の方でも理解しやすいはずです。

ここで誤解しないでほしいのは、「口がうまい不動産屋がいい」ということではありません。

おしゃべりが上手でなくてもいいのです。

ここで見極めてほしいのは「一生懸命、わかりやすく説明しようとしている姿勢」なのです。

次に、こういった「考えの背景」を知っていただいた上で、具体的な担当者の見極め方を説明します。

担当者が玄関を開けたときから見極める!

不動産屋を査定する最初のポイントは、玄関のドアを開けた時から始まります。

まず、チェックすべきなのは、見た目と第一印象です。

見た目で判断するの?と言われそうですが、これは非常に大事です。

はじめてお伺いする売主であるあなたのお家。

査定という、非常に大切な工程です。

このときに不動産屋がどんな覚悟できたのかが第一印象に表れるのです。

「靴下に穴が開いている」「清潔感がない」「タバコ臭い」「口臭がする」「手の爪の先が黒い」「スーツがよれよれ」と、いろいろありますが、「お客様」すなわち「売主」であるあなたを不快にさせる要因があれば、その方にお願いすることはお勧めしません。

あなたは、人生で1度か2度の、大切な資産である不動産の売却を依頼する相手を探しています。

その相手は、あなたにとって大切なパートナーとなります。

そして不動産売却においても、このパートナーとの信頼関係がいかに築けるのかが成功の鍵を握ります。

しかし、このパートナーが「あなた自身を不快にさせるもの」を持っていたとしたら、100%の信頼関係を築くことができますか?

また、第一印象には不動産屋のサービス業としての姿勢が見えます。

「信頼してもらう」というのは、最低限の条件ではないでしょうか。

その信頼のためにまず大切な「見た目」の準備を怠る不動産屋は「お客様を軽く見ている」と言っても言い過ぎではないでしょう。

なので、まず見た目と第一印象が大事です。

いかがですか?あなたの不動産に来た不動産屋の第一印象は。

厳しいかもしれませんが、これが大切なパートナー選びでまず肝心だと思っています。

不動産屋の担当者の変更を未然に防ぐ!4つのコツ

不動産屋の担当者を見極める

不動産屋にお家を一通り見てもらった後、お話をすることになります。

このお話の中でも、途中で担当者を変更しないために担当者の資質を見極める4つのコツとポイントがあります。

ひとつずつ、解説していきますね。

① 話を聞かない担当者はNG

これはもう根本的なことですが、意外とこういう不動産屋が多いのです。

「査定額はこれくらいです。こんな費用が必要です」

こういった説明をすることは確かに大切です。

ですが、それ以上に不動産屋は「お客様の悩みを解決する」お手伝いをすることが仕事のはずです。

また、あなたの話をしっかり聞くことで、あなたの置かれている背景や状況、希望や考えなどをしっかり把握しておかないと後々のトラブルの原因になります。

まず、話をしっかり聞いてくれる担当者であるかどうかを見極めてください。

② なんでも「知っています」なんでも「お任せください」は危険

不動産屋も人間です。いくら不動産のことでも知らないことがあります。

査定の時にいろいろな話をしますが、その時に担当者がわからないことがあった時「知らない」とはっきり言ってくれる担当者なら合格でしょうね。

もう1ついえば、「わからないので、調べてから回答します」という担当者ならより安心です。

また、こちらが不安なこと、わからないことを聞いたときに「大丈夫です。任せてください」と、説明もなく安請負いする担当者も怪しいです。

不動産屋への電話のところでも言いましたが、「即答」=「優秀な担当者」ではないのです。

自身の知識不足を認める謙虚さと誠実な姿勢が大事なのです。

③ 「占い」や「風水」など、少しスピリチュアルな質問にどう答えるか

あなた自身が占いや家相、風水に興味があるかどうかは別にして、査定に来た時、次のように聞いてみましょう。

「占いで今年はマンション(家)を売るなといわれているのですが、やはりプロのお話を聞こうと思って・・・」

そのときに「占いですか?そんなの迷信ですよ」という担当者はNG。

それはなぜか?

占い、家相、風水というスピリチュアルなことは、他人が思う以上に当の本人は非常に気にするものだからです。

担当者にとっては小さな事であっても、売主さんにとっては大きな問題・悩みであるという心づかいができる担当者かどうかが、この質問と回答でわかるのです。

不動産を売りに出せば、知識や経験のない一般の売主であるあなたはいろいろな不安や心配があると思います。

それは当然であり、だから不動産会社が仕事として成り立っているのです。

そして、この不安や心配は、不動産屋のプロからすれば小さな問題であるかもしれませんが、売主さんであるあなたにとっては「小さな悩みでも一緒に解決したい!」という気持ちのある担当者に売却を依頼したいと思うものです。

小さな悩みを解決できない不動産屋が、大きな悩みは解決できません。

「お客様の聞いておられる占いではそうなのですね。私ども不動産のプロの立場からお話しさせていただくと・・・」ときちんと売主さんの気持ちを察してくれる担当者とお付き合いしましょう。

説明や質問も終え、いよいよ不動産屋が席を立つ最後に聞きましょう。

④ 宅建主任者の資格はありますか?

査定時に来た担当者が宅建主任者の資格を持っていない場合は、その不動産屋はオススメできません。

この質問は最後で結構です。

担当者が変えるときにでも聞いてみましょう。

まず誤解があるといけませんのでご説明します。

ご存知の方も多い宅建資格、正式には「宅地見物取引主任者」といいます。

この宅建資格は、不動産の仕事をするために絶対必要な資格ではありません。

宅建資格を持つ人だけができる仕事は3つです。

・契約締結前に、宅地見物取引業者の相手方に対して、重要事項の説明を行うこと
・重要事項説明書(業界用語で「35条書面」ともいう)への記名・押印
・37条書面(一般に言う「契約書」のこと)

これだけです。

ですから、これ以外の業務は宅建主任者でなくてもできるのです。

経験や知識がなくてもです。

このため、あなたの不動産に行って査定するのに宅建資格は不要です。

しかし、不動産を査定するということは非常に大切なプロセスであり、特に最初に訪問する場合、やはり一定のスキルを有する担当者が行くべきでしょう。

また、売主のたちばとしても、やはり自分の担当は有資格者であってほしいのもです。

前述したように、宅建主任者は契約書に記名・押印を個人名で行います。

その契約内容について責任を問われるのです。

あなたの担当者が宅建資格を持っていなければ、当然契約書に記名・押印ができません。

担当者は、あなたの不動産売却のパートナーです。

やはり、そのパートナーは有資格者であることをおすすめします。

同時に、査定という大切なポイントで有資格者を以下さえない不動産会社の姿勢もわかると思います。

ここでは宅建主任者資格の話だけをしましたが、理想としてはファイナンシャルプランナーや住宅ローンアドバイザーなどの資格も持っている担当者がいいでしょう。

資格で人を判断してはいけない。

私もそのことは理解しています。

しかし、ここで言いたいことは、同じ頼むのであれば資格をとる努力をする人、すなわち、向上心のある不動産屋に売却を依頼する方がうまくいくことが多いです。

不動産売却においては、依頼者の資格背景、税金、世の中の状況など様々な要因が複雑に絡み合いながら、価格が形成されていきます。

このため、ファイナンシャルプランナーや不動産コンサルティング技能士のように、経済や市場に精通する資格を取得している担当者は心強いのです。

まとめ

いかがでしたか?
素敵な担当者はみつかりそうですか?

まずは、担当者の「見た目と第一印象」を見ていただき、あなたの話を聞いて真摯に受け答えしてくれるかどうかが本当に大切です。

真摯に話を聞いてくれる担当者の場合、もしわからないことなどがあれば、上司にも相談するような人ですからね。

また、資格を持っているということも、やはり大切です。

「ブラックジャックのように、腕さえ立てれば医師免許もいらない」というのは、あくまで漫画の中での話です。

現実では、いくら不動産売買の知識が豊富でも、資格がない限り「できない仕事」があるのです。

そしてその資格の取得は、その担当者の知識と向上心の証と考えましょう。


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