「売りに出す前に自分のマンションの相場が知りたい。できれば、不動産業者に相談する前に知っておきたい」
そう考える方はたくさんいます。
では、どうすれば不動産業者に聞かずに相場を知ることができるのでしょうか?
ここでは無料で知る方法を2つご紹介していきます。
それでは、まいりましょう。
中古マンションの相場を調べる方法
【その1.チラシを有効活用する】
自分と同じマンションの物件が売りに出たら、そのチラシをとっておきましょう。
やはり、事例は参考になります。
その物件があなたの自宅と同じ広さ、同じ間取りであれば、なお役立ちます。
事例を使って、次の方法で参考の値段を出しましょう。
「事例価格÷事例物件面積(㎡)」
まず、上の計算式で1㎡当たりの単価を算出します。
その単価に自分のマンションの平米数を掛けると参考価格が出るんです。
以下の場合を例に挙げて、計算してみましょう。
- 自分のマンションが70㎡
- チラシの物件が80㎡で2400万円
「事例価格(2400)÷事例物件面積(80)=30」
チラシの物件の1㎡当たりの単価は30万円であることがわかります。
あとは、自分のマンションの平米数である70を掛ければ2100万円という参考価格が出ます。
もし、チラシの事例物件が数件あれば各物件の1㎡当たりの単価を出し、その単価の平均値を出します。
こうすることで、参考価格の精度はさらに上がります。
中古マンションの相場を調べる方法
【その2.インターネット検索を駆使する】
チラシがなかったり、集めていなかった場合は、インターネットを利用しまして無料で相場を調べることもできます。
一番簡単なのは、グーグルやYahoo!で自分のマンション名を入れて検索することです。
マンション名に地名が入っている場合は、きちんと最後まで入力してください。
検索してみると、現在売り出し中の物件や過去の掲載物件のデータが拾えることがあります。
これは非常に便利です。
私の知人に現役不動産業者の人がいるのですが、彼女も不動産業者専用のデータベースを使いますが、データがない場合は、このように検索エンジンを活用するようです。
あとは、ヒットした物件データをチラシの場合と同様に単価計算すれば、参考価格が出ます。
ネットのいいところは、チラシに出ない物件が検索に引っかかるところです。
例えば、ご近所に知られたくない方でも、依頼した不動産業者のホームページには物件情報を載せている場合があります。
このようにチラシやインターネットを利用することで、不動産業者に相談する前に価格の参考値を知ることができます。
しかし、気をつけておくべきこともあります。
中古マンションの相場を自分で調べる際の4つの注意点
①あくまで参考と考えること
不動産は個別性があります。
同じマンションでも階数向き・間取りが変われば、1㎡あたりの相場は変わります。
内装の傷み具合もいろいろです。
今回の相場の調べ方は、あくまで参考と考えましょう。
②成約価格ではないこと
チラシやネットで拾えるデータは、「売り出し価格」であり「売れた価格」ではありません。
また、売りに出した「売主の状況」もいろいろ。
急いで売りたい人もいれば、高めに売り出してゆっくり進める人もいます。
③情報の鮮度に注意すること
チラシやネットで探した情報の鮮度が大切です。
「調べたら5年前のデータだった」となれば、その価格を参考にすることは危険ですよね。
情報の鮮度にも気をつけましょう。
④不動産業者と話すときは出過ぎない
参考価格を調べた後、不動産業者に相談するときに「私が調べたら○○○○万円ぐらいだった」と言う人がいます。
あまりにもその価格にこだわって、不動産業者に「うるさい客だ」と思われてもいいことはありません。
「判断材料のひとつ」程度と考えてください。
まとめ
いかがでしたか?
中古マンションの相場を調べる方法は以下の2つがありましたね。
その1.チラシを有効活用する
その2.インターネット検索を駆使する
ですが、以下のような注意点もありました。
①あくまで参考値と考える
②成約価格ではない
③情報の鮮度に注意する
④不動産業者と話すときは出過ぎない
実際に不動産業者と相談する際は、節度とマナーを守って対応していきましょう。
今回は、自力で無料の相場調査ができる方法をお伝えしました。
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